導入の決め手
(鳴海様)AI需要予測について情報を収集しており、その中で大島が当時在庫管理部門に所属し担当していたSKU別の在庫統制などにも手を拡げて調べていた中で見つけました。
(大島様)従前より、製品・販促品について、在庫管理をどのように効率化していくかという課題があり、当時の情報システム部のメンバーから共有がありました。その時の印象としては面白い名前と感じました。製品の中身は想像がつきませんでしたが、第一印象は面白そうなシステムと感じました。


(鳴海様)AI需要予測について情報を収集しており、その中で大島が当時在庫管理部門に所属し担当していたSKU別の在庫統制などにも手を拡げて調べていた中で見つけました。
(大島様)従前より、製品・販促品について、在庫管理をどのように効率化していくかという課題があり、当時の情報システム部のメンバーから共有がありました。その時の印象としては面白い名前と感じました。製品の中身は想像がつきませんでしたが、第一印象は面白そうなシステムと感じました。

(鳴海様)まずは費用です。様々な需要予測の製品について情報収集をしましたが、AI需要予測の観点で考えると、費用が非常に高額となり導入を断念せざるを得ない状況でした。需っ給さんのウェブサイトに参考価格が掲載されていたため、これなら当社でも導入・活用できるのではないかと検討を開始しました。
(大島様)在庫統制に特化したクラウドサービスなので、複数の機能を活用できるよりも一つの分野に特化していた方が、システムを利用する担当者にもわかりやすく、良いのではないかと思いました。また、ロット管理は食品の製造販売を行う上で必須ですが、需っ給さんではどのように管理できるのかなど、いくつか疑問が湧いて興味を持ちました。
(鳴海様)融通が利いたり小回りが利いたりするところは非常にありがたいです。御社の強みだと思いますが、そのような点でも当社と相性が良かったのではないかと感じています。
(鳴海様)ユーザー課金でない点が大きな決め手でした。他のサービスも検討していましたが、ユーザー課金の場合月額が相応に高額となり、必要以上にライセンス費用が発生してしまう点が課題でした。
(大島様)発注前からカスタマイズに関するご提案をいただいており、導入後も親身に対応していただけるのではないかという印象を持ちました。
(大島様)良くも悪くも、これまでは長年Excelで運用していたため、その場で即座に修正ができていました。一方で、外部サービスを導入することで、そうした柔軟な対応が難しくなるのではという不安はありました。最終的には運用しやすい形にカスタマイズしていただいたことで、その懸念も解消され、安心して利用できています。
(大島様)2021年頃から、Excelで1シート1製品を管理する体制になっていました。データ連携が自動化されておらず、担当者が基幹システムから在庫データなどを呼び出し、それをExcelに転記など、ほぼ手作業で行っていました。現在は需っ給さんがすべて処理してくれていますが、当時は時間軸や列の追加、ロット別の行追加、関数の調整など、30シート分をすべて手作業で対応していました。担当がほぼ1名のみであったため作業負担が非常に高く、他業務との両立が難しくなり限界を感じたことが検討のきっかけでした。

(大島様)少なくとも1日あたり2時間は作業に要していました。
(鳴海様)在庫の反映もすべて手作業で行っていたので、相当な工数がかかっていました。
(大島様)月間40時間の業務削減につながっています。特に効果を感じているのは、見込みと実績がタイムリーに更新されるようになった点です。需っ給さんを確認するだけで見通しを関係部門間で即座に共有できるようになり、「今どうなっていますか」といったやり取りが不要になりました。お互い共通認識を持てるようになったため、急ぎの際も事前の情報共有がなくてもすぐに相談できるようになり、非常に助かっています。当社向けに柔軟にカスタマイズしていただいたことで、想定以上の効率化を実現できました。その結果、業務に余裕が生まれ、他の業務に充てられる時間が増えています。
(大島様)活用させていただいています。以前はExcelでの運用で担当者への属人化が生じていました。また、明確なルールもあるようでなかったため、担当者が都度Excel上のデータを最新化するという状況でしたが、現在は「いつまでに見込みを提出する」といったルールが整備され、効率的に運用できる体制になっています。
(大島様)ロット別有効在庫の参照機能は非常に便利に活用しています。
ロット別有効在庫推移参照機能について詳しく見る
(大島様)機能面では、製造予定日と製造実績日が乖離した場合にダブルカウントされてしまうのを消込できる機能があるとさらに便利だと考えています。業務面に関しては、拡張というよりも、これまで手が回らなかった作業が可能になったことが非常に大きな成果であり、管理業務をより厳格に遂行できるようになりました。
(鳴海様)担当者の引継ぎも容易になっており、3~4人で業務を分担して運用することも可能になると感じています。
(大島様)職人技ではなくなりましたので、安定した管理体制を維持できるようになりました。現在は2名で運用していますが、どちらが欠けても業務への支障はないという状況です。
(鳴海様)環境が整ったことで、今後は運用面での活用をさらに進めていく予定です。
本事例の内容は2025年9月時点のものです。本事例に関するご不明点・ご要望等がございましたら、シグマクレストまでお問合わせください。

(大島様)SKU別在庫統制と同様の経緯ですが、販促品についてもExcelの在庫表をすべて手作業で管理していました。販促品の品目数も非常に多く、入出庫入力だけで多くの時間を要していました。出庫依頼の方法もPDFやチャットなど統一されておらず、PDFで届く場合は文字情報のコピーができず、Excelの在庫表への転記に時間を要することもあるなど、ルールが確立されていない状態でした。見本品については金額が付いているため払い出しの仕組みは整っていましたが、販促品に関しては明確な管理ルールが存在せず、入庫の事前連絡がなく販促品が届き現場が混乱してしまうといった課題などが多くありました。
(大島様)倉庫管理は1名で対応しており、棚卸作業のみ複数名で実施していました。そのほか、配送手配などの業務も担当していたため、大きな負荷がかかっていたと思われます。
(大島様)販促品の在庫管理についても大幅に効率化されました。従来は、「この販促品の在庫ありますか」と問い合わせがあると担当者が都度確認していましたが、約1000品目に及ぶ販促品から探すのも一苦労でした。急ぎの依頼への対応で、在庫確認のために一時的に作業を中断することもありましたが、現在は即座に在庫状況を確認できるため、大幅な業務負荷の軽減につながっています。多くの部署の担当者が需っ給さんを通じて最新の在庫状況を確認でき、在庫が底をつきそうな際の連絡も不要になりました。当初の期待としては管理面での効率化でしたが、それに加え各自で在庫状況を容易に把握できるようになり、在庫の問い合わせ業務自体も大幅に軽減されました。

(大島様)需っ給さんを導入したことで、業務を切り離して管理作業を削減することができました。前述の内容に加え、入庫などの入力作業も従来は担当者が行っていましたが、現在は発注部門が入力するというルールを新たに設けています。カスタマイズも行っていただきましたが、どちらかというと需っ給さんにあわせて業務を最適化していく形となりました。販促品は卸売、小売や飲食など関わる部門が多いため、業務の切り替えは慎重に行い、従前の管理と需っ給さんによる管理を約1か月間並行稼働しながら切り替えました。並行稼働期間は同じ作業を二度行うことになり、担当者には負荷がかかったものの、無事に切り替えることができました。
(大島様)緊急の在庫検索が特に便利です。担当者自身はまだ十分に使いこなせていないと認識しており、今後さらに活用していきたいと考えています。

(大島様)まずは現在の機能を十分に使いこなすことが優先と考えています。ただ、運用に慣れてくれば、「この業務も管理できるのではないか」といった発想が拡がっていくように感じています。販促品の管理は今年の4月から担当者が交代し、現在1名で担当していますが、引継ぎも問題なくスムーズに行うことができました。導入当初は、新しいシステムということで多少の不安もあったようですが、実際には大きな混乱もなく運用できており、マニュアルを活用しながら問題なく管理できている状況です。
本事例の内容は2025年9月時点のものです。本事例に関するご不明点・ご要望等がございましたら、シグマクレストまでお問合わせください。
(大島様)ロット別の在庫管理、賞味・出荷期限管理を必要とする企業には特にお勧めできます。また、属人化し、Excelで職人のように管理されている企業にも最適だと感じています。
(鳴海様)単純な残数管理であれば基幹システム上でも確認できますが、入出力の煩雑さや二重入力・二重管理といった課題が発生しやすいのが実情です。加えて、基幹システムには需給調整に必要な情報を一覧で閲覧できるような画面が備わっていない場合も多く、その点で、需っ給さんのような特化したシステムの方が利便性は高いと感じています。一見、既存の仕組みで管理はできているように思えても、実際にはこうした専用システムを導入することで、より使いやすく、精度の高い運用が可能になると思います。
(大島様)サポートの一次回答が早く、また、親身にお話を聞いていただける点に信頼を感じています。無理なお願いをしてしまうこともありましたが、柔軟にご対応していただけて大変ありがたく感じています。
(鳴海様)運用が始まった後も常に近い距離に感じています。一般的に稼働後は開発担当から保守担当へ引継ぎが行われ、関係が途切れてしまうことも多々ありますが、最初から現在まで変わらない体制でサポートしていただいております。導入経緯などを把握いただいていることも、回答が早いことにつながっていると感じていますし、機械的なやりとりではなく、人と人とのつながりを感じられるところに安心感があります。
(大島様)ご提案の段階からプロジェクトの段階、そして導入後の運用サポートに至るまで、一貫して丁寧かつ柔軟にご対応いただき、非常に感謝しています。

2023年に会社創立100周年を迎えた、薬用養命酒で有名なメーカー。 酒類・食品の製造販売も行っており、 国際的な酒類品評会「World Gin Awards 2025」ではクラフトジン「香の森」が金賞を受賞。近年はライフスタイルブランド「くらすわ」に注力しており、2024年に長野県にグランドオープンした体験型複合施設「くらすわの森」では、自然に囲まれた穏やかな環境の中、おいしい・たのしい・すこやかな体験を楽しめます。

本事例の内容は2025年9月時点のものです。本事例に関するご不明点・ご要望等がございましたら、シグマクレストまでお問合わせください。

営業担当
「需っ給さん」をはじめとするパッケージ商品ご提案。
趣味:映画・ミュージカル鑑賞